【おむすび】『正直不動産』シリーズの制作陣に期待が膨らむが...散りばめられた「朝ドラあるある」に賛否
2024年10月4日
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毎日の生活にドキドキやわくわく、そしてホロリなど様々な感情を届けてくれるNHK連続テレビ小説(通称朝ドラ)。毎日が発見ネットではエンタメライターの田幸和歌子さんに、楽しみ方や豆知識を語っていただく連載をお届けしています。今週は「朝ドラあるある」について。あなたはどのように観ましたか?
※本記事にはネタバレが含まれています。
第111作の朝ドラ(NHK連続テレビ小説)『おむすび』が始まった。
本作は、平成時代のギャルが栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識と"コミュ力"で解決しながら、縁や人をむすんでいくという物語。福岡・神戸・大阪を舞台に、平成から令和の荒波をたくましく突き進むヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)を橋本環奈が演じている。
朝ドラ1週目はいつも期待と不安半々だ。第1話から良作を確信する作品も一部にはあるが、子役時代の2週間だけ面白い作品もあるし、特定の演出家の担当週のみ、あるいは特定のキャラの登場週のみ目を離せない作品もある。