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【おむすび】仲里依紗を起用した「意義」を痛感...家族のわだかまりが解けた今週と「正念場」になりそうな次週

  • 毎日の生活にドキドキやわくわく、そしてホロリなど様々な感情を届けてくれるNHK連続テレビ小説(通称朝ドラ)。毎日が発見ネットではエンタメライターの田幸和歌子さんに、楽しみ方や豆知識を語っていただく連載をお届けしています。今週は「仲里依紗の存在感」について。あなたはどのように観ましたか?


    【前回】あまちゃん、おかえりモネ...過去の朝ドラもやっていない「震災のリアルを正面から描く」意義


    ※本記事にはネタバレが含まれています。


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    橋本環奈主演の朝ドラ『おむすび』6週目「うち、ギャル、やめるけん」が放送された。


    第5週では結(橋本)の回想で、阪神淡路大震災が描かれた。歩(高松咲希/仲里依紗)の「ギャル≒不良?」化を止められなかった聖人(北村有起哉)の涙ながらの後悔・嘆きを聞いた結は突然、ギャルをやめると宣言。ついでに聖人の心配とは無関係の書道部までやめ、ムスッとした顔で家の手伝いに専念する強情ぶり。この100か0しか選択肢にないスタンス、誰のためにもならない。自分の感情ばかりの意地の張り方を見ると、ヒロインがまだまだ子どもなんだということを痛感させられる。

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