【おむすび】結(橋本環奈)と翔也(佐野勇斗)の結婚が描かれるも...視聴者が気になった意外なポイント
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毎日の生活にドキドキやわくわく、そしてホロリなど様々な感情を届けてくれるNHK連続テレビ小説(通称朝ドラ)。毎日が発見ネットではエンタメライターの田幸和歌子さんに、楽しみ方や豆知識を語っていただく連載をお届けしています。今週は「ツッコミどころ多めの脚本と演出」について。あなたはどのように観ましたか?
【前回】朝ドラあるある「登場人物がみんなアホになる魔法(呪い)」...昔ながら朝ドラ感満載だった今週
※本記事にはネタバレが含まれています。
橋本環奈主演の朝ドラ『おむすび』第14週「結婚って何なん?」が放送された。
全体的に人物や事象の解像度が低めの本作のテイストは、2025年も健在。脚本も演出もちょっとずつの手間を惜しむ面倒臭がりの印象が随所に見られるが、これは「細かいこととかどうでもいいじゃん」というギャルの「アゲ~!」精神が貫かれているのかもしれない。
結(橋本)が糸島から帰り、迎えた歩(仲里依紗)、愛子(麻生久美子)と聖人(北村有起哉)、なぜかついてきた永吉(松平健)、佳代(宮崎美子)に翔也(佐野勇斗)も加わり、結と翔也が結婚の話を切り出す。