「小学生の孫はスマホに興味津々です。先日、あまりにも長時間スマホで遊んでいるので、注意したんです。それでもやめない孫に、つい強い口調で叱ってしまった私。その時です。私のスマホにメッセージが届いて...」

■孫は病弱な私を気遣って...
私のスマホにメールが着信したのです。
そこに届いていたのは、さっきまでお小言を言っていた...孫からのメールでした。
それはとてもとても長くて、たどたどしい文章ながらも、「大好きだよ」という私への愛情、「ありがとう」という感謝の言葉、「今日は元気ですか?」という気遣いにあふれる内容だったのです。
「急に一体どうしたの?」
驚いた私が孫に聞いてみると、泣かせる返事が返ってきました。
「ばあばは体が弱くてときどき会えなくなるでしょ。だからメールを送りたかったの」