ある日、女性医師が勤務先で見た新生児遺棄事件のニュース。容疑者として映し出された無表情な女性は、小学生時代の親友だった!? 『望まれて生まれてきたあなたへ』(KADOKAWA)は、幼い頃親しかった2人の少女の人生の断片を描くセミフィクション。過干渉の母に育てられ、親友の家が唯一くつろげる居場所だった主人公。無邪気に遊んでいた幼少期から別々の道を歩き始めた思春期を経て、「わたし」と「あなた」は何が違ってしまったんだろう? 格差社会が生み出した胸を突くエピソードをお届けします。
※本記事はやまもとりえ著の書籍『望まれて生まれてきたあなたへ』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

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