毎日の生活にドキドキやわくわく、そしてホロリなど様々な感情を届けてくれるNHK連続テレビ小説(通称朝ドラ)。毎日が発見ネットではエンタメライターの田幸和歌子さんに、楽しみ方や豆知識を語っていただく連載をお届けしています。今回は「吉沢亮という役者」について。あなたはどのように観ましたか?
【前回】すごい芝居、すごい演出、すごい構成。圧巻の第18週で不吉さを残した「知事のセリフ」
※本記事にはネタバレが含まれています。

髙石あかり主演の朝ドラ『ばけばけ』第19週「ワカレル、シマス。」が放送された。
トキ(髙石)の"ラシャメン"騒動も一段落。再び平和な日常が訪れたかに見えたが、あるとき、ヘブン(トミー・バストウ)は突然、「マツエ、フユ、ジゴク。ハナレル、シマショ」と、熊本行きを提案する。
すっかり馴染んでいる今、ここに来て再びの「マツエ、フユ、ジゴク」? 納得のいかないトキは「松江とも、家族の誰とも離れたくありません」と大反対。すると、ヘブンは雨清水家のタエ(北川景子)も三之丞(板垣李光人)も、「ラストサムライ」(勘右衛門/小日向文世)もみんな連れて行くと言う。それでもトキは反対し、夫婦喧嘩になるが、ヘブンは司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)、さらにタエ、勘右衛門に熊本行きを提案。返事を先送りする司之介の一方、一蹴すると思われたタエと勘右衛門は、意外にも三之丞、タツ(朝加真由美)に相談すると答える。
一方、錦織(吉沢亮)はヘブンの『日本滞在記』で自分のことが「唯一の親友」と書いてあるのを目にし、ニヤニヤしてしまう。ヘブンとの関係も良好、いよいよ校長になり、弟・丈(杉田雷麟)が帝大に行く道筋を作ろうと意気込むが、そんな中、ヘブンが熊本に行くことを江藤知事(佐野史郎)から聞かされる。