「定年退職後、のんびりと余生を過ごしていると思っていた義父。しかし、みるみるうちに痩せていき、立ち上がるのも困難な状況になってしまいました。嫌がる父をなんとか説得して病院へ連れていくと、まさかの診断結果が...。え!? あのお義父さんがどうして?」
義父は元教員。一気にやりがいをなくした末に...
診断の結果は、まさかのアルコール依存症でした。
「アルコール依存症?」
「お酒が大好きな人やだらしない性格の人がなるんでしょ?」
「自分はお酒に強いから大丈夫」
「うちの人は真面目だから縁のない話」
そう思っていませんか?
私も同じでした。
義父は元教員で、定年まで中学野球部の監督をバリバリ務めていた、まさに「昭和の親父」といった感じの厳格な人だと思っていたのです。
しかし、逆に考えると、教員と監督という仕事を長年生きがいのようにしてきたので、それらを同時に退き、情熱を注げるものが一気になくなって、喪失感があったのかもしれません。