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『老いることの驚きと幸せ これから年を重ねていくあなたへ、88歳の作家からの手紙』(アスコム)は、59歳の女性が抱く「老いへの不安」に、88歳の女性である著者が温かく答える手紙集です。目次には「老いるのがいやでたまらない」「母と娘の関係」など、大人の女性なら誰もが共感するリアルなテーマが並びます。年齢を重ねる葛藤や変化にユーモアを交えて率直に触れつつ、その先にある「人生を愉しむ自由」を優しく教えてくれます。今回はこの本の中から、これからの人生にワクワクした希望をくれるメッセージをご紹介します。


※本記事はソフィ・バーナム (著), 柴田 幸裕 (翻訳) による書籍『老いることの驚きと幸せ これから年を重ねていくあなたへ、88歳の作家からの手紙』から一部抜粋・編集しました。


仮の世に宿る永遠の愛


9月19日


エレノア、お元気ですか。


数年前、わたしが82歳のときのことです。自分よりも年下の男性に恋をしました。どうしようもないほど激しい恋でした。正確な年齢差は22歳です。正直に言えば、この恋愛を少し恥ずかしく感じてもいました。というのも、たとえ相手が60代であっても、高齢女性が美しい年下の男性に心惹かれるのは、やはりどこか世間には見苦しく映るからです。でも、2年以上もの間、わたしたちは安らぎとは無縁の激しい恋に身を任せていました。人生はまるで10代の頃のように魅力的に思え、と同時に先の見えない不安なものとなりました。


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