気象庁により「酷暑日(最高気温40℃以上の日)」が制定された今年、全国のさまざまな地点で酷暑日が記録されました。厳しい暑さが続いた夏ですが、例年以上に健康への配慮が必要とされた疾患が「新型コロナウイルス感染症」でした。秋を迎えてもなお、罹患した場合の後遺症に対する注意が必要です。本記事では、最新の知見と専門医からのメッセージをもとに、その実態と対策をお届けします。
夏こそ要注意だった「新型コロナウイルス感染症」
「新型コロナウイルス感染症」は夏に患者数が増える傾向があるうえ、夏の免疫力の低下が発症のリスクを高める原因になります。また、患者の一部には後遺症が現れ、その症状によっては秋以降の生活に影響を与える可能性もあるので要注意です。
■(1)感染の波が繰り返し夏と冬にピークを迎える
感染症が発生しやすい季節といえば冬のイメージがありますが、「新型コロナウイルス感染症」は冬だけでなく夏にも感染のピークを迎える傾向がみられます。
■(2)酷暑の影響により免疫力が低下し、感染リスクが増大
屋外の暑さやエアコンのある場所との気温差に対応するため、自律神経が働き続けて疲弊しやすくなります。体に大きな負担がかかるうえ、暑さにより睡眠不足になりやすく、十分な休養が取れないため免疫力の低下が引き起こされます。