「中学生で白血病を患い25歳の若さで天国へ旅立った幼なじみのA君。お別れに駆けつけた私に、彼の母親から渡された手紙には妹への溢れるばかりの愛情が綴られていて...」
就職し、地元を離れたA君。もう大丈夫だと思っていたのに
数年ぶりに近所のお宅を訪ねて思い出した話です。
そのお宅には2人の兄妹、私の3歳下のA君、5歳下のBちゃんがいました。
父親同士が仕事仲間という関係から家族ぐるみの付き合いで、2人のことは弟妹のように思いながら育ちました。
そのA君が、中学生になって間もなく白血病を患ってしまいました。
当時、私は高校1年生でしたが、先日まで元気で一緒に遊んでいたA君がまさかと強い衝撃を受けました。
治療のために入退院を繰り返すA君の気持ちが少しでも明るくなるようにと思い、入院したときにはできるだけまめにお見舞いに行きました。