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「お前に味はわからんだろ?」寿司店で聞こえてきた不快な発言。様子を見てみると...<前編>

2024年10月10日

  • ■「ネタにだけむらさきをつけるんだ。シャリにつけるな」隣の席から聞こえる会話


    53歳になる母親です。


    十数年前、夫(54歳)と当時小学生だった2人の息子(現在23歳と19歳)とお寿司屋さんに食事に行ったときの話です。


    私の地元には、雑誌にも取り上げられるような有名なお寿司屋さんがあり、そこはいつも予約しないと入れないような人気でした。


    老舗というだけあり、建物も内装も立派でよく接待にも使われる場所でしたが、女将さんや従業員さんは家族連れにもいつも優しく接客してくれて、我が家でも「特別な日にはココ!」といった感じで予約するようにしていました。


    その日も、ちょうど上の息子の小学校の卒業式の後で、お祝いというかたちで家族4人で訪れて、気分よく食事をしていました。


    しかし、しばらくして襖を隔てた隣の部屋から男性の声が聞こえてきました。


    「お前みたいなやつに味は分からんと思うが、食ってみろ」


    「寿司はネタにだけむらさきをつけるんだ。シャリにつけるな。お前はそんなことも知らんのか」

    声の主は年配の男性のもののようでしたが、あからさまに一緒に食事をしているだろう人に向かって、上から目線で文句を言っているようでした。


    ※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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