田舎の恐ろしさを知った出来事。「大学も出てないくせに!」周囲を見下していた高学歴おじさんの末路<前編>
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「私が住むのどかな町内で起こった出来事です。ゴミ収集所を変更しようと相談があり、町内の会合で提案しました。すぐに変更することに決まったのですが、とある人物が反対するようになり...」
■ゴミ収集所を変更しようと町内の会合で提案。一度は決まったが...
今から15年ほど前、ゴミ収集所をめぐるトラブルがありました。
町内会のうちの班の収集所は、ずっとうちとお隣さんの境界線上にありました。
その場所は道路に面しているのですが、設置した頃とは違って車の通りが激しくなりました。
それに加えて、夏になるとゴミの臭いが漂ってきます。
うちの両親を含めて「場所を変更してほしい」と思っているお宅があったようです。
お向かいのA君(私の1歳下で現在51歳)もその一人で、「会合で提案を出したい」とうちの父のところへ相談に来ました。
A君が父に相談したのは、父が町内で発言力があるからとかではなく、子どもの頃から知っているので話しやすかったからだと思います。
相談を受けた父も良いことだと考え、早速、会合で提案を出しました。
話し合った結果、近くに家がない場所に移動させることに決まり、善は急げとばかりにA君は有志を募って収集所を動かしたのです。
しかし、動かしてから2週間ほどたった頃です。
乾物店のご主人Bさんが手のひらを返して「やっぱり不便で嫌だ」と言い出しました。
乾物店からは新しい収集所も今までと距離は変わらないのにどうして? みんな不思議に思っていました。
特にこのことを提案し、自分で収集所を移動したA君は腹を立てて、急に反対する理由を知りたがりました。
そこで、A君があれこれと探ってみると、驚きの理由が判明しました...。
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