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「何あれ貧乏くさい」老夫婦のマナーをバカにする残念なカップル。そこにシェフが現れて...<前編>

  • 「夫婦で有名なフレンチレストランに行ったときの出来事です。そこは何度か利用したことがあり、食事はもちろん、雰囲気も大好きでした。しかし、残念な客がそこにいたのです」


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    ■レストランで遭遇した残念なカップル


    54歳の兼業主婦です。


    先日、私と夫(55歳)で食事に出かけたときの話です。


    結婚記念日が近かったので、何度か訪れたことのある有名なフレンチのお店に予約して伺うことにしました。


    ドレスコードはあるのですが、比較的気軽に入れるお店です。


    スタッフの方の感じも良くて、私たち夫婦は気に入ってました。


    しかしその日、食事をしていると私たちの斜め前の席に座っていた20代くらいのカップルが、ひそひそと言っているのが聞こえてきました。


    「何あれ貧乏くさい」


    そんなことを言っています。


    ちょっと注意して聞いていると、私たちの後ろの席に座っていた、70代くらいの夫婦のことを話していたようです。


    その夫婦はあまりフレンチに慣れていないようで、ナイフやフォークの使い方などのマナーに戸惑っているようでした。

    若いカップルはその不慣れな様子を見て笑っているようでした。


    でも、その夫婦は料理が運ばれた際、どのカトラリーを使えばいいのかスタッフの方に尋ねているだけ。


    それなのにカップルは小声で言います。


    「あんなのいちいち聞くなんて、店の人の迷惑になってるの気が付いてないのかしら?」


    「そのうち手で食べだすんじゃないか?」なんて言うのです。


    そのことに夫婦は気づいたようで、気まずそうにしていました。


    ※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
    ※記事に使用している画像はイメージです。

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