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「長男の嫁」って実の娘より特別なの?「田舎の実家」で働くのは私。感謝されない虚しさ...<前編>

  • 「私は未婚で、四国の山奥で母と二人暮らしをしています。『長男の嫁』って、特別な存在なんです。弟のお嫁さんが『跡取りの嫁』になるのですが、実家での特別扱いぶりに、モヤモヤしています」


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    ■「長男の嫁」は母よりも序列が上...!


    父が亡くなってもう6年程になります。


    父の葬儀は公営の会場を使いましたが、お通夜は自宅で執り行ないました。


    それ以来私の中でモヤモヤし続けていることがあります。


    私が住んでいる場所は、人口よりもイノシシや猿など野生動物のほうが多く、一番近いコンビニまで車で15分、途中に信号は全くないのに......という辺鄙な山奥です。


    限界集落まっしぐら!という感じで圧倒的に高齢者が多く、そのため、古い常識や慣習がたくさん残っています。


    うちの母も例外ではなく、「跡取りの嫁」というのが絶対的だと思っているようで、親族が集まる際には誰も口には出さないけれど序列がはっきりと決まっています。


    我が家で言えば長男である弟の嫁は、母の中では序列的になんと母自身よりも上なのです。

    気を遣うという意味では跡取りの弟よりも上かもしれません。


    例えば、父のお通夜のときのこと。参列客にお食事を出さねばならないのですが、一度にお出しする数は3~5人前程度、でも入れ替わり立ち替わりいらっしゃるので台所は休む暇がありません。


    父のお通夜ですから母はもちろん台所に立つわけにはいきませんし、弟は喪主ですので父のそばに座っているのが仕事。


    おまけに父方の親戚は母と折り合いが悪く、手伝おうという気は皆無で、ビールが足りないのなんのと騒ぐばかり。


    そうすると動けるのは私と義妹しかいないのですが、義妹の態度には呆れてしまいました。


    ※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
    ※記事に使用している画像はイメージです。

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