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「長男の嫁」って実の娘より特別なの?「田舎の実家」で働くのは私。感謝されない虚しさ...<後編>

  • 「田舎の実家で母と二人暮らしの私。ここでの序列は『長男の嫁』である弟のお嫁さんが一番上なんです。でも、実際に母の面倒を見ているのは実の娘である私です。あまり感謝されることもなく、納得できません。みなさんどう思いますか?」


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    ■実家の管理をしているのは私なのだが...


    「ちょっとお茶出してくれない?」と聞くと、「私がですか?」と聞き返される始末です。


    母に「ちょっと手伝うように言ってくれない?」というと、「あの人は跡取りの嫁なんだからお客さんみたいなもの」との返事。


    仕方なく私一人できりもりして、なんとかお通夜は乗り越えました。


    次の日の葬儀では母方の親戚が私を手伝ってくれて、「ありがとう、助かった」と思わずにっこりしたら、「お義姉さんって昨日からバタバタしてお義父さんの傍にもぜんぜんいなくて、今もなんかニコニコして全然悲しそうにないですね」と言われたのです。


    この言葉にショックを受けた私は、あまりに頭にきたので母に言いつけました。

    すると、「あんたは娘なんだから泣く暇なんてないのは当たり前。あっちは跡取りの嫁なんだから何を言われても仕方ない」。


    もう反論する気が起きませんでした。


    現在お墓もお寺関係も自宅の仏壇も、管理をしているのは私です。


    幸いなことに歩行に杖が必要なだけですが、母の面倒を見ているのも私。もちろん未婚なので姓も変わっていません。


    そして子どもがいないのは私も弟夫婦も同じです。


    ということは実質この家の跡取りって私じゃないの?と思ってしまいます。


    母からすれば私は実の娘なので、遠慮なく言いたいことは何でも言える、というのはわかっているし、我ながら心が狭いなぁとも思うのですが、何かのはずみに思い出してはモヤモヤしてしまうのです。


    ※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
    ※記事に使用している画像はイメージです。

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