「認知症予防」の観点で、扱いが難しい食材が「肉」。効果的な食べ方を医学博士が解説
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大好きだった祖母が認知症を発症したことをきっかけに、認知症の予防法の普及に生涯をかける決心をしたという山根 一彦さん。医学博士として、認知症専門人材の育成、教材開発に携わってきました。これまで多数の認知症関連書籍の監修・執筆活動を行ってきた山根さんが、著書『OK食材、NG食材もズバリ!認知症を防ぐ最高の食べ方』(KADOKAWA)で伝授しているのは、認知症の最新情報や、認知症を予防、改善するための食材や食べ方です。今回はその中から、認知症リスクを減らすために毎日食べたい食材の食べ方と選び方をご紹介します。
※本記事は山根 一彦著の書籍「OK食材、NG食材もズバリ! 認知症を防ぐ最高の食べ方」から一部抜粋・編集しました。
【OK食材】牛・豚・鶏肉
―――良質なたんぱく質は脳に不可欠
認知症予防の観点から食材を考えるときに、肉類は扱いが難しい食材です。
肉を食べすぎると「ホモシステイン」が増えるというデメリットがあります。